映画「エベレスト」

エベレストに憧れを抱き、やがて自然の脅威と恐怖にさらされる登山家たちを実話ベースで描いた映画です。

1996年に起こった大遭難事件。プロがリーダーになってアマチュアを連れていくツアーグル―プ。日本人の女性登山家である難波康子さんという方も参加していたんだそうです。

凄まじい映画でした。エベレスト登山の8000メートル付近が「デスゾーン」って言われるワケですよね。酸素が地上の3分の1、零下40度、酸素ボンベを背負いながら半日も歩く・・・きいただけで逃げたくなるような条件。登山家たちはどんどん体調が崩れはじめます。酸素不足のために肺気腫、脳気腫になる人もいれば、紫外線の強さにより目が見えなくなる人、寒さによって狂う人、さらにブリザードも襲ってくるし、悪条件が重なります。登頂できたからと喜ぶのもつかの間、早く戻らなければ酸素もなくなるし体力も持たない。見ていてハラハラ、息が苦しくなりました。



どうしてそこまでして登るんだろう？？

私なんかはそのエリアにまず行くことはないとは思いますので（笑）、高度8000メートルの映像を３Dで疑似体験できたのは貴重でした。↓特にこのシーンは怖かった！命綱はあっても足が震え動かなくなり、やがて踏み外してしまう場面。高所恐怖症の人は映像を観るだけでもきついかも？？


過酷なのもそうですけど、このツアーの参加料が一回700万円位だってことも驚き。高っ！！
体調悪くて途中で断念しても返金されないのかな（笑）

それなのにエベレスト登山は大人気。参加希望者が後をたたず、ここ最近は常に渋滞してるんだそうですね。そこまでしても登頂を目指すのは、デスゾーンを越えた者にしか見えない特別な景色があるのかもしれませんね。


↓これは映画ではなくて実際エベレストの画像ですが、ホント渋滞してるよね。誰か一人足を滑らせたらドミノ崩しのようになりそうで恐怖。。。




そういえば、イモトアヤコさんがエベレスト登山を断念した時にこの映画チーム撮影していたんだって。 
 
→「エベレスト」予告



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