ニキ・ド・サンファル展(続き)

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ニキは射撃絵画の麻薬のような中毒性に危険を感じてやめてから作風が変化。
人との出会いと年月、製作し続けながら徐々にトラウマを浄化させていったのが作品にも表れていました。

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↑サイトからお借りした画像ですが、大人気のナナシリーズ。これまでの重い空気とはガラリと変わり、女性である喜びが生き生きと表れてますね♪ナナシリーズのポストカードは多く売れてました♪

↓館内で撮影OKな箇所がありました!「ブッダ」です。
日本の京都を訪れてインスピレーションを受けたのだとか。
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わたしはこのあたり以降の作品が特に好きになりました。
このあたりから、ポップなだけではなく金・銀・鏡を取り入れたゴージャスでオリエンタルな空気やアジアの空気を取り入れ艶っぽく輝きます。それぞれ素敵な作品ばかりでした。


こちらは私が買ったポストカードです。
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さらに魅かれたのが
晩年、ニキがアントニオ・ガウディに影響されて作られたというタロット・ガーデン。
イタリアにあるんだそうです♪

(こちらもお借りした画像です←当たり前だ
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いいですね~この妖しい感じ好きですよ(笑)夜になるとライトアップとかするのかな?
柱にぶつかったら痛そう

↓タロットガーデンの映像
https://youtu.be/fLcmyExFqdM

鑑賞後は心地よい脳の疲労感がありました。
ニキのトラウマとの戦い、女であることの追求、そしてトラウマからの開放、心の安らぎ。。ニキのドキュメンタリー映画を観たかのような充実した時間でした。久々に感動したかなぁ。心をワーッとかきたてられるような体験になりましたね。

また、遠くても機会を見つけて美術館行こう。。。って思いました。